スズメバチの巣の駆除方法が危険すぎる!ハチ退治はプロに依頼したほうがいい理由(体験談あり)

スズメバチは日本でも特に恐れられる昆虫の一つですが、スズメバチの巣を発見した場合、自分で駆除しようと考える人も少なくありません。しかし、スズメバチの駆除は非常に危険な作業となるため、プロに依頼することを強くおすすめします。

その理由を体験談をもとにご紹介します。

 

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スズメバチの種類は?

 

日本に生息するスズメバチは以下のような種類がいます。これらのスズメバチの見た目の違いを基に識別することができますが、実際に近づいて確認するのは非常に危険です。

1. オオスズメバチ(日本スズメバチ)
– 体長: 約27-45mm
– 特徴: 日本最大のスズメバチ。頭部がオレンジ色で、黒とオレンジ色の模様がハチマキのように見える。体もオレンジ色がかった黄色と黒のストライプ。

2. キイロスズメバチ
– 体長: 約25-38mm
– 特徴: オオスズメバチに似ているが、やや小さく、腹部の色が黄色い。

3. クロスズメバチ
– 体長: 約20-30mm
– 特徴: 全体的に黒っぽい。腹部の先端に黄色い模様がある。

4. ホンコンスズメバチ
– 体長: 約20-30mm
– 特徴: 黒っぽい体に黄色いストライプが入る。首の後ろに黄色いリング模様がある。

5. アカスズメバチ
– 体長: 約19-30mm
– 特徴: 赤褐色の体が特徴。比較的小型のスズメバチ。



スズメバチの活動季節は?

スズメバチの活動季節は主に夏から秋にかけてです。具体的には以下のようなタイムラインで活動します。

1. 春(4月〜5月頃): 女王バチが冬眠から目覚め、新しい巣を作り始めます。この時期の巣は小さく、女王バチ一匹で卵を産み、育て上げます。

2. 初夏(6月〜7月頃): 巣が徐々に大きくなり、働きバチが増えてくる。働きバチたちは巣の拡張や食料の収集を行います。

3. 夏から秋(8月〜10月頃): この時期が最も活動的で、巣も大きくなります。人々がスズメバチに刺される事故が増えるのもこの時期です。巣の中では新しい女王バチや雄バチが生まれ、繁殖のために外へ飛び出します。

4. 晩秋(11月頃): 天気が冷え込むと活動が減少し始め、新しい女王バチだけが次の春に向けて冬眠する場所を探し始めます。旧巣の働きバチや旧女王、雄バチは自然に死んでいきます。

5. 冬: スズメバチはほとんど活動しません。新しい女王バチが単独で冬眠します。

特に8月から10月頃はスズメバチが非常に活発になるため、注意が必要です。

 

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殺人バチの恐怖

2020年春ごろ、アメリカではオオスズメバチが外来種の「殺人蜂」としてメディアで取り上げられました。2019年頃からちらほらスズメバチの目撃情報があったそうですが、本格的な駆除作業がワシントン州でされたことから話題になりました。

アメリカでも殺人バチとして恐れられるスズメバチ・・・ガタイのいいアメリカ人が恐怖に慄く本当に実はとても危険な昆虫なのです。

あなたは刺されたことがありますか?私自身は幸いなことにありませんが、家族が刺され、その状況を見た時からスズメバチが飛んでいるのを見かけたら絶対に近寄らないと決めています。

刺された箇所はパンパンに膨れ上がり、ズキズキジンジンとした痛みが尋常ではないと苦しんでいました。またアレルギー反応のアナフィキラシーも怖いですね。

 

スズメバチの巣の駆除 体験談

古い田舎の家だったので、巨大な巣を何度も作られ、駆除には本当に苦労しました。庭の木にあっという間に巣ができていたり、木箱を開けたら大きなスイカほどの巣があった時も腰が抜けるぐらい驚きました。すでに巣立った何年も前の巣でしたが、考えられないような場所に驚くスピードで巣を作るのです。

その当時は、インターネットも今の時代のように行き渡っておらず、誰にどうお願いすればよいか分からないので自分たちで駆除するしかありませんでした。

軒下に巣をされたときは、蜂が眠っているだろう夜中に真っ暗闇の中、布を松明のようにして燃やし、虫除けネットのようなものを自作し全身を覆いました。

防御したつもりで巨大な巣を布の松明から出る煙で燻しながら蜂の巣を袋に落としキャッチ、そして括る。という何とも無謀な対策をしていました…。

今考えると火事も怖いですね。こんな素人まがいの対策は絶対にお勧めしません。

 


 

プロに依頼したほうがいい理由6選

このような体験から、スズメバチの巣は専門家にお願いした方がいいと思います。その理由をまとめてみました。

スズメバチはかなり強い刺し毒

スズメバチの刺し毒は強力で、アレルギー反応を引き起こすこともあります。また、何度も刺されると命に関わることも。

 

攻撃性

スズメバチは縄張りを守るため、脅威を感じると集団で攻撃してきます。巣に近づくだけで大量のスズメバチに襲われるリスクがあります。

 

適切な装備が必要

通常の虫よけスプレーや家庭用の手袋では十分な保護が得られません。プロの業者は専用の保護服や機材を使用して対応します。

 

専門的な知識

スズメバチの生態や行動パターンを知っていることで、効果的かつ安全に駆除することができます。一般の人が知識や経験を持っているとは限りません。

 

再発防止

単に巣を取り除くだけでは再度スズメバチが戻ってくる可能性があります。プロの業者は再発防止の措置も講じてくれます。

 

安全な駆除剤

家庭用の殺虫剤では効果が限られる場合が多く、また、使用方法を誤ると人やペットに害が及ぶことも。プロは効果的で安全な薬剤を使用します。

 

全国出張可能な害獣駆除業者

こちらには、日本全国規模で展開している比較的規模の大きい会社の情報がリストアップされています。見積もりが無料のところもありますので、一度問い合わせてみると、どのように対策するのがベストなのか分かるかもしれません。

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スズメバチの巣対策 ダミーの巣を置くと予防になる?

スズメバチは縄張り意識が強い昆虫で、すでに巣が存在する場所には新しい巣を作らないという性質を持っています。この性質を利用して、ダミーの巣(または他のスズメバチの巣の形を模したもの)を設置することで、スズメバチがその場所に巣を作らないようにするという対策が提案されています。

ただし、以下の点に注意が必要です:

  1. 効果の持続性: ダミーの巣の設置は予防的な措置であり、一度スズメバチが巣を作ってしまった場所での効果は低い可能性があります。
  2. 巣の形や大きさ: ダミーの巣の形や大きさ、色などが実際のスズメバチの巣に近いことが望ましい。市販されているダミーの巣もあるので、それを使用するという方法もあります。
  3. 設置場所: ダミーの巣は、スズメバチが巣を作りそうな場所や家の近くの目立つ場所に設置することが効果的です。
  4. 他の予防策との組み合わせ: ダミーの巣だけに頼らず、他の予防策(例:スズメバチの巣を見つけ次第、専門家に駆除を依頼するなど)と組み合わせることが重要です。

最後に、スズメバチの巣の駆除や関連する作業は、専門家に依頼することをおすすめします。スズメバチは攻撃的であり、適切な知識や経験がないと危険な状況になる可能性があります。

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結論

スズメバチの駆除は危険を伴う作業であり、専門的な知識と経験が必要です。家族や自分自身の安全を最優先に考えるなら、プロの業者に依頼することを強くおすすめします。安全に、そして確実に問題を解決してくれるでしょう。