杉江理WHILL,Inc CEOのTwitterは?シリコンバレーで資金調達し初号機の開発成功!グッドデザイン大賞受賞した車椅子とは?
目次
杉江理さんは、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」ということをコンセプトに、これまで行きたいところに行きたくても躊躇されていた方でも思わず誰もが乗りたくなるような、まったく新しい発想の次世代車いす「WHILL」を開発し販売している会社「WHILL,Inc」の最高経営責任者(CEO)を務めている方です。
杉江理 wikiプロフィールやインスタ画像
名前:杉江 理(すぎえ さとし)
生年月日:1982年生まれ
出身地:静岡県
学歴:立命館大学卒業
職業:WHILL,Inc 最高経営責任者(CEO)
杉江理の経歴
1982年に静岡県で誕生された杉江社長は、立命館大学を卒業後、日産自動車株式会社に入社され、開発本部に配属されていました。
その後、日産自動車株式会社を退社され中国へ渡った杉江社長は、南京で日本語教師を1年間務められました。
その後2年間、世界各地に滞在し新規プロダクト開発に携わるのですが2009年秋に、社会の課題となるテクノロジーを解決することを目指す、ソニーで車載カメラの開発部門に在籍していた内藤氏と、オリンパスで医療機器の研究部門にいた福岡氏が中心になり数名で「Sunny Side Garage」というエンジニア集団を設立され、そこに杉江社長も加わり、デザインとエンジニアリングの力を発揮し、「風の可視化アート」や「蛍がきれいに見えるライト」などの開発を行いました。
2010年に社交的で行動力のある車椅子の方と出会うのですが、そんな方でも「100M先のコンビニに行くのをあきらめる」という声を聞いて杉江社長たちは立ち上がります。
数十年前からデザインが変わらない車椅子を、誰もが乗りたくなる1人乗りの乗り物として自分たちで作り上げようと決心され、何度も試行錯誤してやっと完成させた車椅子を2012年の東京モーターショーに出展したところ、オーエックスエンジニアリングの創業者であり、自身も車椅子ユーザーであった故・石井重行氏に「夢を見させることがどんなに残酷化わかっているのか」と叱責されたことにより、それぞれの会社を退社し、本気で実用化・製品化できるものを作る決意をされ2012年5月にWHILL株式会社を設立されました。
その後シリコンバレーを拠点に資金巡りをするのですが、はじめは困難ではありましたが、2013年から2014年にかけて、総額175万ドル(約2億円)の調達に成功し、初号機の開発と販売活動のめどがつきます。
そして、50台の販売をしたところ予約が殺到しあっという間に完売を果たします。
2015年にはグッドデザイン大賞も受賞され、米国食品医薬品局の許可も取得され、医療機器としての販売も開始されます。
2017年には、車椅子ユーザーの声をもっと反映させた従来のものよりも重量も価格も半分になったモデルも開発し提供するようになりました。
杉江理 結婚や家族について
杉江社長の個人的情報は、公表されておりませんでした。
杉江理 ツイッター
★Twitterアカウント⇒https://twitter.com/sugix_
杉江理 まとめ
人々が求めるものを、新たに考えることは誰もが難しいもので、認められるにも時間がかかるものですが、ユーザーの声を何より大切にし、寄り添い、それを実用化できるように開発・販売までのルートを築き上げる杉江社長は、きっと人間性もとても優れている人物なのだと思います。
2018年以降も、よりユーザーの声を聞いた開発を世界に発信していくことを目標にされている杉江社長の今後の活躍に期待が募るばかりですね。