ハウデアユー!グレタトゥンベリ若き環境活動家は家族も凄い!年齢や有名になったきっかけは?国連での演説動画あり
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2019年9月、日本の小泉進次郎氏が環境大臣として英語でスピーチを披露し、セクシーという表現で良くも悪くも話題をさらいましたが、同じく国連気候サミットで、大人もタジタジのスピーチを披露した少女が話題です。
彼女の名前はトゥンベリさん。若干、16歳という若さで国際舞台に立ち、世界各国の要人を相手に堂々とストレートな思いを伝えました。
日本は若き大臣がいきなりリーダーシップを取ると何の根拠も示さず宣言してしまい失笑ものだったでしょうが、スウェーデンの16歳の少女は説得力もあり圧倒されてしまったというのが本音ではないでしょうか。
このトゥンベリさんという少女は一体、どんな人物なのでしょうか。今回は気になるトゥンベリさんのプロフィールや話題となったHow dare you!という怒りのスピーチ動画をご紹介します。
ちなみに「How dare you」は冗談っぽく使ったりしますが、シリアスな場面だと「よくもそんな事を!!」という結構強烈な否定的な意味合いを持つようです。
トゥンベリさんの顔には、本気の怒りがにじみ出ていました。
グレタ・トゥンベリ wikiプロフィールやインスタ画像
本名:グレタ・エルンマン・トゥーンベリ
英語名:Greta Ernman Thunberg
両親: マレーナ・エルンマン、 スヴァンテ・トゥーンベリ 急上昇
生年月日: 2003年1月3日 (年齢 21歳)
生まれ: スウェーデン
兄弟姉妹: ベアタ・エルンマン・ツンベルグ
祖父母: オロフ・トゥーンベリ、 モナ・アンデション
グレタ・トゥンベリはどんな人物?
グレタ・エルンマン・トゥーンベリは、2003年1月3日生まれで、現在21歳のスウェーデン人活動家です。
2019年4月に米国タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出され、9月20日には世界160か国以上で約400慢人の大規模デモを主導、そして9月23日に行われた国連の機構行動サミットで演説をしました。
有名になったのは2018年8月、スウェーデン議会前で「Skolstrejk for klimatet」(気候変動問題のための学校ストライキ)と書かれたプラカードを持ち座り込み、たった一人で学校ストを起こしたことです。
以降、環境活動のアイコンとして世界各地で数百万人の児童・生徒が学校ストライキを行い環境活動を続けています。
父親は俳優のスヴァンテ・トゥーンベリで、母親はオペラ歌手のマレーナ・エルンマン、祖父は俳優で監督のオロフ・トゥーンベリという芸能一家で育てられました。
自身はアスペルガー症候群で、注意欠陥・多動性障害、強迫性障害、場面緘黙症と診断されている事を告白しています。
家族に絶対菜食主義者になることと飛行機を使わないことを主張し、国連の演説に参加する際も温室ガスを大量に排出する飛行機を使用せず、2週間かけてヨットで大西洋を横断しました。
そして、2019年9月23日の国連では迫力ある怒りの演説を披露し話題となりました。
では、地球温暖化対策とは今どのような現状なのでしょうか?
地球温暖化の現状
基盤となっているのは、2015年に185の国と地域が採択された国際条約であるパリ協定です。
目標を産業革命前である18世紀からの世界の平均気温の上昇幅を2℃未満に抑えることを目指す他1.5℃に抑える努力をすることとしました。
具体的には気温上昇の原因とされるCO2などの「温室効果ガス」の排出対策案を世界各国が約束しました。
しかし、CO2の排出量のトップ2である中国とアメリカが、この取り組みに逆行する形となり、経済大国2位、3位にも拘わらず中国は自分たちは発展途上国だと主張し、アメリカはこのパリ協定を時刻の経済成長を優先するために離脱することを表明しました。
トゥンベリさんがトランプ大統領とニアミスした際は、腕を組み睨み付ける姿がとても印象的でした。
トゥンベリさんのインスタグラム
⇒https://www.instagram.com/gretathunberg/?hl=ja
トゥンベリさんのYoutube動画
★Youtubeアカウント
トゥンベリさんの画像
まだまだあどけない少女ですが、How dare you(ハウデアユー)と力強く言い放った言葉が印象的な国連でのスピーチの動画を見てみましょう。
トゥンベリさんの怒りの演説動画
アメリカでは環境ヒステリーだと批判も巻き起こっていますが、世界各国で天変地異が増える中、内心怯えているのは大人たちではないでしょうか。
人間の欲は無限で、一度覚えた便利な生活を捨て、原始の不自由な時代へ再び戻ることは可能なのか?人間の存続に投げかける大きなテーマでしょう。
国連の国際舞台で小泉進次郎環境大臣はパフォーマンスだけを意識しすぎて日本に大きな恥をかかせた形ですが、唯一、挽回できるとすれば、温室ガスを削減しながら経済発展も遂げるというビジネスモデルを日本が主導し、実践証明していくことに限るのではないでしょうか。
日本にはその技術も人材も豊富だと世界の専門家も期待しているはず。是非、小泉進次郎大臣にはそこに活路を見出して主導していくことを期待したいですね!
その他にもトゥンベリさんの活動内容を見てみましょう。
トゥンベリさんの活動
地球温暖化や環境問題は時に左翼的思考だと揶揄され、右翼との対立構造が生まれてしまいますが、単純に考えて開発・破壊し続けると自然という資源はいつかつきてしまうのは想像できます。
トゥンベリさんのスピーチがきっかけで少しでも地球に優しくする心がけが世界中で行われ、環境問題に一助出来るといいですね!地球は人間だけのものではなく共存共栄しているといことを忘れずにいたいものです。
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参考URL:https://www.naturalclimate.solutions/