祝!本庶佑教授が免疫を抑制するタンパク質「PD-1」を発見しノーベル医学生理学賞!出身高校や大学は?
目次
2018年10月1日、免疫を抑制するタンパク質「PD-1」を発見し、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発に導いた本庶佑京都大特別教授のノーベル賞受賞が決定しました。
研究者として最高の栄誉に輝いた本庶佑京都大特別教授とは一体どんな方なのでしょうか。
本庶佑 wikiプロフィールやインスタ画像
名前:本庶佑
読み方:ほんじょ たすく
免疫科専門医
本庶 佑は、日本の医師、医学者。勲等は文化勲章。学位は医学博士。京都大学名誉教授・高等研究院特別教授、公益財団法人先端医療振興財団理事長、ふじのくに地域医療支援センター理事長、静岡県公立大学法人顧問、日本学士院会員、文化功労者。 ウィキペディア
生年月日: 1942年1月27日 (年齢 76歳)
生まれ: 京都府 京都市
出身校: 京都大学
著名な活動: クラススイッチ、 がん免疫療法、 PD-1、 インターロイキン-4、 インターロイキン-5、 活性化誘導シチジンデアミナーゼ
本庶佑 経歴
1942年、京都府京都市で生まれましたが、医師である父親の仕事の都合で、山口県宇部市で高校まで育ちました。
本庶佑 学歴
1957年-1960年 高校
山口県立宇部高校
1960年-1966年 大学
京都大学医学部
1967年 インターン
京都大学医学部附属病院にてインターンに従事
1967年-1971年 大学院
京都大学大学院の医学研究科生理系専攻に進学。大学院在籍中に医師国家試験に合格し、1971年、京都大学大学院の医学研究科を修了。
1975年
京都大学より医学博士号を取得
本庶佑 職歴
1966年 | 京都大学 医学部 卒業 |
1975年 | 京都大学 医学博士 |
1971-1973年 | カーネギー研究所 発生学部門 客員研究員 |
1973-1974年 | 米国国立衛生研究所 国立小児保健発達研究所 客員研究員 |
1974-1979年 | 東京大学 医学部助手 |
1979-1984年 | 大阪大学 医学部教授 |
1984-2005年 | 京都大学 医学部教授 |
1996-2000年 | 京都大学 大学院医学研究科長・医学部長 |
2002-2004年 | 京都大学 大学院医学研究科長・医学部長 |
2005年- | 京都大学 大学院医学研究科 特任教授 |
2006-2017年 | 京都大学 客員教授 |
2006-2012年 | 内閣府総合科学技術会議 議員 |
2012-2017年 | 静岡県公立大学法人 理事長 |
2015年- | 公益財団法人先端医療振興財団 理事長 |
2017年- | 京都大学 高等研究院 特別教授 |
本庶佑 受賞歴
1981年 | 第25回野口英世記念医学賞 |
1982年 | 昭和56年度朝日賞 |
1996年 | 日本学士院賞恩賜賞・日本学士院賞 |
2000年 | 文化功労者 |
2001年 | 米国科学アカデミー外国人会員 |
2004年 | トムソン「最先端研究領域において活躍する日本の研究者」 |
2012年 | ロベルト・コッホ賞 |
2013年 | 文化勲章 |
2014年 | 唐奨 |
2014年 | ウィリアム・コーリー賞 |
2014年 | 日本癌学会 JCA-CHAAO 賞 |
2015年 | Smalley Award |
2016年 | 京都賞 |
2016年 | 慶應医学賞 |
2016年 | Fudan-Zhongzhi Science Award in Biomedicine |
2016年 | 日本薬学会創薬科学賞 |
2017年 | Warren Alpert 財団賞 |
2018年 | ノーベル医学・生理学賞 |
本庶佑 ノーベル賞
2018年10月、免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質を発見し、がんに対して免疫が働くようにする新たな治療薬の開発に貢献した京都大学特別教授の本庶佑さんが選出されました。
日本人がノーベル賞を受賞するのは26人目(アメリカ国籍取得者含む)で、医学・生理学賞では、おととしの大隅良典さんに続いて5人目だそうです。
本庶佑 研究内容は?
本庶佑教授の研究分野は分子免疫学です。主な研究成果は下記の通りです。
●免疫をつかさどる細胞にある「PD-1」という新たな物質を発見
●体の中で免疫が働くのを抑えるブレーキの役割をすることを発見
●人の体が本来持っている免疫でがん細胞を攻撃させる新しいタイプの治療薬「オプジーボ」という薬の開発
本庶博士の治療法は感染症におけるペニシリンと同レベルの研究成果で、癌治療の革命だと評価されています。
本庶佑博士 オプジーボ pd-1
本庶特別教授の発見によって開発されたオプジーボは何が画期的なのでしょうか?
今までのがん治療は、
1. 手術でがん細胞を取り除く
2. 放射線療法
3. 抗がん剤なのど化学療法
の3本柱でした。ここに、第4の道を切り開いたのが本庶教授の研究でした。この第4の道「がん免疫療法」の分野で認められたオプジーボです。
オプジーボはがんの進行を遅らせたり、がんを小さくする効果があると言われています。
がん治療に新たな道を開いたオプジーボは当初、皮膚がんで使用され、その後、腎臓がん、胃がんなど臓器のがんにも効果が得られることが実証されました。その後、肺がん、食道がん、肝臓がんなど様々ながんを対象とした臨床実験が行われています。
オプジーボによって新たな道「がん免疫療法」が切り開かれたことによって、世界中で治療薬の開発合戦が行われています。
一方で、課題は、免疫療法で効果がある人は肺がんで20パーセント前後です。薬の組み合わせなどで効果を得られる方法が日々研究されているのが現状ですが、感謝さんに大きな希望を見出す研究成果です。
本庶佑 研究で心掛けていること
研究で心掛けていることは、「好奇心」「簡単に信じない」という本庶教授は、高校時代から次元が違う筒抜けた存在だったと言います。
職業として研究者を選ぶときの第一番の理由は「好奇心」。幼いときから培ってきた好奇心がノーベル賞へ導いたのでしょうか。
今回、共同受賞したのはジェーム・P・スアリソン教授。二人はがんの免疫療法を共同で研究されていました。
ジェームズ・P・アリソン wikiプロフィール
名前:ジェームズ・P・アリソン
英語:James Patrick Allison
免疫学者
ジェームズ・P・アリソンはアメリカ合衆国の免疫学者。テキサス州出身。カリフォルニア大学バークレー校やハワード・ヒューズ医学研究所の研究者を経て、テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター執行役員。 1969年にテキサス大学オースティン校卒業後、1973年に同大学院で生命科学の博士号を取得した。 ウィキペディア
生年月日: 1948年8月7日 (年齢 70歳)
生まれ: アメリカ合衆国 テキサス州 アリス
学歴: テキサス大学オースティン校
フィールド: 免疫学
書籍: Cancer Immunotherapy
受賞歴: 生命科学ブレイクスルー賞
本庶佑 若者に対して
何かを知りたいという心を大切に、教科書に書いてあることを鵜呑みにせず、自分の目でモノを見る、そして納得する、そういう研究者になってほしいと語っています。
本庶佑 山中教授からのコメント
本庶佑先生は、がん治療において今までになかった概念にないものを生み出し、成果を得られたということで、山中教授は何年も前からノーベル賞を何回取ってもおかしくない存在だと思っておられたそうです。
実際に本庶佑先生がノーベル賞を受賞され、飛び上がるほど嬉しかった、心から誇りに思いますと語っていました。
本庶佑先生は山中教授にとっては妥協しない、真理を追究される怖い先生でもあり、神様の様な存在だそうです。
本庶佑 出版本
・ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門 (ブルーバックス) [ 本庶佑 ]
・PDー1抗体でがんは治る 新薬ニボルマブの誕生【電子書籍】[ 本庶佑 ]
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本庶佑 家族
本庶佑さんには滋子さんという妻と息子さんがいらっしゃるようです。
本庶佑 関連銘柄
がん治療薬オプジーボの小野薬品が夜間取引でバイオ祭りの様相です。関連銘柄本命株価急騰しています。
ちなみに関連銘柄は下記の様なものがあります。
ノーベル賞関連銘柄20 pic.twitter.com/mFS8e7qyjl
— petite_bebe (@petite_bebe) 2018年9月27日
本庶佑 ニュース
本庶先生がまだ30代だったころ、週間プレーボーイに「未来のノーベル賞受賞者」として特集された時の、ご尊顔。そうとうなイケメンである。 pic.twitter.com/KSnAQN0rRK
— 近藤滋 (@turingpattern) 2018年10月1日
【速報】
ノーベル医学・生理学賞に京都大学の本庶佑特別教授 pic.twitter.com/IOmkccSOvB— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年10月1日
本庶佑 高等研究院副院長・特別教授がノーベル生理学・医学賞を受賞(2018年10月1日) https://t.co/OBEpUODz6I
— 京都大学 (@univkyoto) 2018年10月1日
ノーベル生理学・医学賞に本庶佑・京大特別教授。その研究の一端を紹介する記事です。#ノーベル賞
「オプジーボ 偶然の発見から」https://t.co/ckWYpG2sUJ— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2018年10月1日
「がんが不治の病でなくなるのは数年後。遅くても10年以内にはそうなる」。2018年ノーベル生理学・医学賞に決まった本庶佑・京大特別教授はそう予言していました。2016年の日経記事です。https://t.co/MSmkQA5vb4
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年10月1日
【祝】京都大特別教授の本庶佑氏にノーベル医学生理学賞https://t.co/qx7vndmd2r
がん細胞が人の免疫力から逃れて生き延びる仕組みを阻止し、免疫細胞の攻撃力を高めて治療する、全く新しいメカニズムの薬を開発した。 pic.twitter.com/ctrI4p6Bba
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年10月1日
【ノーベル医学生理学賞 本庶氏】https://t.co/HiwH8dlUMU
スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、今年のノーベル医学生理学賞に京都大名誉教授の本庶佑氏(76)ら2人を選んだと発表した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年10月1日
【ノーベル賞受賞者が電話対談】
→山中伸弥氏「先生、僕が6年前に受賞させていただいたときに、こうして先生に電話でお話をさせていただいて、医学研究者の僕にとって何よりの喜びでした」
→本庶佑氏「今度は逆の立場になったけど、僕もすごくうれしい」https://t.co/0VusoS5wyA— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年10月1日
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