山本ズバーン(ヤマダイラー)カルタゲナー症候群と戦う芸人が凄い!症状や予防方法は?
目次
山本ズバーンはヤマダイラーと言われるコンビで活動している芸人です。芸歴は8年。
山本ズバーン wikiプロフィールやインスタ画像
名前:山本ズバーン
生年月日:1989年(平成元年)7月6日
出身地:神奈川県川崎市
血液型:B型
年齢:29歳
身長 :165cm
体重 :50kg
スリーサイズ:B 83cm・W 75cm・H 89cm
山本ズバーン 家族や生い立ち
山本ズバーンさんは両親と4つ上の姉との4人家族です。
子供の頃、兄弟は二人そろって病弱でしょっちゅう風邪をひいていたそうです。治ったと思ってもすぐに熱がでて毎週の様に風邪を引いている状態です。
病院に行っても診断は「風邪」。そんなころ、姉がこれまでにない高熱を出し、救急病院に行くことになりました。
病院で検査を受けると、兄弟がいたらすぐに連れてきて下さいと医師から言われ、弟を検査すると、「カルタゲナー症候群」と言われます。
カルタゲナー症候群とは
カルタゲナー症候群(Kartagener Syndrome)は体内にある腺毛が正常に機能したいために様々な症状を引き起こす先天的な遺伝疾患です。
腺毛は細胞の表面に生えた細い毛の様な構造で大きさは直径1000分の1ほどですが、体を守るとても大切な機能を備えています。
空気中のウイルスや細菌が体内に入らない様にブロックしているのが腺毛なのです。
気道に入った細菌やウィルスはまず粘液がキャッチし、次に腺毛が働き痰などで体外に排出します。
1万5000人から4万人に1人と言われるぐらいまれな疾患で、山本ズバーンの姉も同じ腺毛が動かない状態でした。
両親は発症していないものの、両方、病気の遺伝子を保有していたそうです。このため、子供たちが4分の1の確率で発症してしまったのだそうです。
カルタゲナー症候群 治療法
このカルタゲナー症候群に対する治療法はまだなく、外出するときは細菌やウィルスから守るためマスクは欠かせないのだそうです。
インフルエンザやノロウィルスが流行すると、ほぼ確実に感染していたそうです。
山本ズバーンの主な症状
山本さんの症状は、体がいつも微熱でだるく、鼻水が常に出るのだそうです。これはカルタゲナー症候群の典型的な症状、慢性副鼻腔炎で吸引機で毎日、鼻水を吸い取る処置をしていたのだとか・・・
そして、夜が一番つらく、体に蓄積した細菌やウィルスで毎晩の様に高熱に苦しみ、月に数回は39度の熱が出ていたそうです。
また、カルタゲナー症候群では内臓逆位も典型的な症状で、内臓がまるで鏡に映った状態になっているのだそうです。山本さんの心臓も左側ではなく、右側にありました。
内臓の位置は腺毛の動きと深く関係しているためです。
腺毛と内臓逆位
卵子と精子が結合したヒトの胚は左右対称にできます。その後、腺毛がプロペラの様に時計回りに回転し水流が発生します。
水流によって内臓の位置が決定されるのですが、腺毛が機能しないと水流が発生せず、内臓が逆になることがあるのだそうです。
カルタゲナー症候群の判断の一つは、「内臓逆位」「慢性副鼻腔炎」「気管支拡張症」の3主徴を示すこととあるそうです。
山本ズバーン バドミントン
山本さんは中学に上がると、お医者さんに「スポーツしていいか」とたずねたそうです。お医者さんからも、適度な運動は心身に良いとアドバイスを受け、山本さんはバドミントン部に入部することにしました。
常にかぜを引いている様な状態でも練習を頑張り、なんと県のベスト8にまでいったそうです。山本さんにとっては生まれつきその様な状態なので、慣れたのだそうですが凄いですね!
その後、スポーツ推薦で高校に進学し、専門学校では平成20年10月4日、第15回東京都専門学校対抗バドミントン大会 男子の部で優勝。
病に苦しみながらも前向きに生き、芸人の道に進みました。
現在は、感染症にかからないように工夫をして生活いるそうです。どんな工夫をしているのでしょうか。
山本ズバーンの感染症予防法
山本ズバーンさんはほぼ毎年、インフルエンザにかかっているそうです。予防接種も関係ないのだそうです。
1. 舞台と家以外、マスクは常にしている
2. 自宅では2台の加湿器と空気清浄機はつけっぱなし
3. 鼻洗浄用の道具で鼻を洗う
4. 痰を出しやすくする薬を一日3回
とにかく、高熱が出ないように地道な努力をされています。
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— ヤマダイラー 山本ズバーン (@yamamotozubarn) 2019年2月5日
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カルタゲナー症候群 まとめ
いかがでしたでしょうか。
山本ズバーンさんは、カルタゲナー症候群は完治しない病気なので、前向きに向き合っていきたいと語っていました。
病を抱えながらも、バドミントンで実績を残されている姿には、とても勇気をもらいますね!
あまり知られていない病気ですが、山本ズバーンさんが頑張っている姿は、同じ病に苦しんでいる人にとって心強いでしょう。
今後の活躍に期待です!