吉野彰の出身高校や大学は?ジョン・グッドイナフ氏とスタンリー・ウィッティンガム氏と祝ノーベル化学賞共同受賞!
目次
2019年のノーベル化学賞に吉野彰氏が決定しました。日本人の受賞は9年ぶり8人目となるそうです。
今回は吉野彰さんがどんな事をされたのか、また、生い立ちや経歴などどんな人物なのかご紹介します。
吉野彰 wikiプロフィールやインスタ画像
名前:吉野彰
名前の読み方:よしの あきら
化学者
生年月日: 1948年1月30日 (年齢 76歳)
生まれ: 大阪府 大阪市
研究分野: 電気化学、二次電池
受賞歴: Global Energy Prize
学歴: 京都大学、 大阪大学
吉野彰 ノーベル化学賞
The 2019 #NobelPrize in Chemistry has been awarded to John B. Goodenough, M. Stanley Whittingham and Akira Yoshino “for the development of lithium-ion batteries.” pic.twitter.com/LUKTeFhUbg
— The Nobel Prize (@NobelPrize) October 9, 2019
吉野氏は数年前からノーベル賞受賞を期待されていた一人です。そして今年遂にノーベル賞を受賞されることになり大きな喜びのニュースとなりました。
吉野さんは持ち運びが可能なIT機器に不可欠となる高性能のリチウムイオン電池を開発し、人々のライフスタイルを変える大きな革命で世界に貢献されました。
リチウムイオン電池は今や世界で毎日10億個以上も生産され、あらゆる携帯電話やノートパソコンに使用され市場規模は2兆円と言われています。
今回はアメリカ人とイギリス人のお2人と3人での共同受賞ということですが、吉野さんの功績は計り知れないでしょう。
吉野彰 生い立ちや経歴
吉野彰さんは、現在、電気化学専門の研究者で旭化成名誉フェロー、大阪大学博士として活躍されています。
生まれは1948年、大阪府吹田市出身で子供の頃から好奇心旺盛。化学に興味を持ったのは小学生の頃からで、出身高校は大阪府立北野高校です。
吉野彰氏の略歴はこちらです。
1970年 京都大工学部を卒業
1972年 京都大工学部工学研究科修士課程修了
1972年 旭化成工業(現在の旭化成)入社
京都大学では石油化学を専攻され、考古学研究会に所属、ノーベル化学賞を受賞した福井謙一氏と、米澤貞次郎氏に教えを受けたそうです。
1981年より、導電性高分子を電極に用いる2次電池の研究を開始し、1991年から量産化されました。
1999年 日本化学会・化学技術賞、米国電気化学会・技術賞
旭化成工業入社後は旭化成でイオン二次電池事業グループ長、電池材料事業開発室長を経て、
2003年 文部科学大臣賞科学技術功労者受賞
2003年 旭化成グループフェローに就任
2004年 紫綬褒章受賞
2005年 旭化成吉野研究室長
2017年 旭化成名誉フェロー
2019年 ノーベル化学賞受賞
と、輝かしい経歴を歩んでいらっしゃいます。
吉野彰 本
吉野 彰さんは数々の本を出版されています。
次電池材料の開発
リチウムイオン電池物語 日本の技術が世界でブレイク
NHKカルチャーラジオ科学と人間電池が起こすエネルギー革命
リチウムイオン電池が未来を拓く
吉野彰 画像
View this post on Instagram
#ノーベル化学賞 を受賞し花束を受ける #吉野彰 旭化成名誉フェロー。おめでとうございます!(池谷美帆撮影) #nobelprize @nobelprize_org #breakingnews
吉田さんが発見したリチウムイオン電池は携帯やパソコンに使用されていてとても身近で、世界中で今や不可欠もの。
そんな発明を日本人が成し遂げたということはとても嬉しいニュースですね!暗いニュースばかりで閉塞感が漂っていましたが、久々に心が明るくなるニュースを聞けて嬉しい限りです。
今後の吉野彰さんの益々のご活躍を応援したいですね!
【関連記事】
https://risumote.com/honjo-tasuku/